第340回番組審議会(2024年9月)
- 開催日
- 2024年9月18日(水)午後4時30分~午後5時25分
- 開催場所
- 富山市奥田本町8番24号
チューリップテレビ 放送センター「会議室」
- 出席委員(敬称略)
- 藤井久丈(委員長)、青木里美(副委員長)、村上 満、能作克治、杉野 岳、常光健一、加藤弘之、吉田朋美、服部恵子
- 議題
- 番組合評: 「6ON DANCEの日」
放送日時 2024年8月24日(土)午後3時~同4時
- 議事概要
- 局側から議題について説明し、各委員で意見交換を行った。意見の概要は次のとおり。
〇番組の構成、ナレーション、出場者もダンスを見せるということに特化していて、そういう意味で良い番組だった。また第一生命のコマーシャルが内容を盛り込んだものになっていて入るタイミングもよかった。
〇解説がなくて、どれが良くてどこに差があるのかが分かりにくかった。知識がなく、テレビをつけたらやっていて観るという人も相当数いると思うので今後は改善してほしい。一方で、自分が出てるものが観たいとか、映ることがイベント自体の価値を上げていくということであるのならば、そこをうまく両立するような、例えばデータ放送でチーム紹介ができるなどの方法もあるのではないか。
〇子供の夢を応援するというコンセプト、地域を巻き込んでいるというのが素晴らしい取り組みだと感じた。ダンス文化が北陸にこんなにも根付いていることに驚いたし、また優勝を取りに行く子供たちの真剣さ、本気度を感じることができた。
〇子供たちのしているメイクに少しびっくりしたが、終わった後のインタビューを聞くと普通に子供らしくてほっとした。私達の世代の、スポーツとか吹奏楽とか合唱とかで見ていた情熱の象徴のようなものが今はダンスになった、当たり前のようにスポーツの種目の一つにダンスがある、そんな時代なんだと感じた。
〇子供達の表情が映像ですごく分かったのでよかった。靴のステップの音が聞こえたり、とても躍動感のある映像であった。
〇審査員の方々がダンスに詳しくない者にとってはよく知らない方だったが、謙虚に審査されたコメントはよかった。ゲストについては、富山県で世界で活躍するパフォーマーの大西兄弟などであればもっと親しみを持って観ることができるのではないか。
〇会場をそのままを流すことが、イコールライブ感ではないと思う。ダンスを全編そのまま流すよりも、例えばドキュメンタリーの部分やインタビューの部分であるとか、そういうところを入れた方がもっと観てもらえると思うし、それがもっとモチベーションに繋がると感じる。
〇イベントが北陸で開催されていて、たくさんのチームが出ているんだということを知る良いきっかけになった。番組はイベントPRの色が強いと感じたが、番組をもっと観てほしい、ダンスを広げたいというのであれば、作り方は変えるべきだと思う。