第350回番組審議会(2025年9月)
- 開催日
- 2025年9月17日(水)午後4時30分~午後5時15分
- 開催場所
- 富山市奥田本町8番24号
チューリップテレビ 本社「会議室」
- 出席委員(敬称略)
- 藤井久丈(委員長)、青木里美(副委員長)、能作克治、杉野 岳、樋口裕重子、服部恵子
- 議題
- 番組合評: 「ダイドーグループ日本の祭り 復興のイヤサー 震災とけんか山」
放送日時 2025年6月14日(土)午後3時~同4時04分
- 議事概要
- 局側から議題について説明し、各委員で意見交換を行った。意見の概要は次のとおり。
〇家族が食卓を囲んで祭りを子供にも教えている様子は、継承していくというより、その思いまで伝承しているような心の部分が感じられて熱い想いが伝わった。
〇祭りは地域を繋ぎ、人を繋ぎ歴史を繋ぐものなのだということを実感した。
また同じ目的を持って前に進むことは、地域を変えるというシビックプライドの醸成にも繋がるものだということを確信した。
〇先頭で方向を操る人のことを特攻隊と表現することに対して疑問に感じた。
〇震災で被災された方たちの問題が盛り込まれていたが、見ている側に重くのしかかることなく、これから考えていかなければならない知るべきことを祭りを通して考えることができた。
〇郷土愛を前面に感じることができ、全体を通して一貫して明るく爽やかな好印象であった。幅広い視聴者に郷土の文化の良さが届くことを期待したい。
〇祭りが単なる伝統行事にとどまらず、人々をつなぎ、困難を乗り越える力となる社会的意義を持つことを改めて学ぶことができた。
〇イヤサーという掛け声、あるいはみんなで祭りを意識して叫ぶという形は、祭りが自分たちのものだという意識が感じられて、住民の方々の熱気、伝統を受け継いで繋がっていこうという地域のま
とまりを感じた。