News
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その他
映画「はりぼて」が入賞 座・高円寺ドキュメンタリーフェス
2021年1月26日 20:06国内外の優れたドキュメンタリー作品を選ぶ「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」で、チューリップテレビが製作した映画「はりぼて」が入賞作品に選ばれました。
「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」は、優れたドキュメンタリー作品の上映や審査を行う映画祭で、今回で12回目を迎えます。
今回は2017年以降に作られたドキュメンタリー映画や番組など34作品の応募があり、チューリップテレビが製作した映画「はりぼて」が入賞作品に選ばれました。
映画「はりぼて」は、わずか8か月の間に14人の富山市議が辞職した政務活動費の不正と、その後の富山市議会を描いた作品で、政治家たちの人間らしさが丁寧に描かれていたことが評価されました。
表彰式は来月14日に行われ、入賞4作品の中から大賞が決まります。 -
政治
検討委員会が報告書 県立大学に看護系大学院設置を
2021年1月26日 19:42富山県立大学の看護系大学院の設置について検討してきた委員会は、26日、「大学院看護学研究科」と「専攻科」を設置すべきとの報告書をまとめました。
開校時期などについては今後、検討する方針です。
県医師会や県看護協会などで構成する検討委員会では、医療現場のニーズなどを踏まえ、高度な看護人材の育成を目的に県立大学のあり方について議論してきました。
その結果、隣県にあるほとんどの看護系公立大学で大学院を設置していることなどから、県立大学に「大学院看護学研究科」を設置すべきとの報告をとりまとめました。
また、ニーズの高い保健師や助産師を育成する体制が未整備であるとして、育成のための専攻科を設置することも盛り込まれています。
検討委員会はこの報告書を県立大学学長に提出、大学では、今後、開校時期や定員などについて検討したいとしています。 -
その他
特別展ミイラとコラボ 書籍に展示に…図書館でミイラ
2021年1月26日 19:40世界各地から貴重な43体のミイラを集めた展覧会「特別展ミイラ永遠の命を求めて」が、現在、県民会館で開催されています。
これに合わせて県内の図書館でもミイラについて学べるイベントが始まりました。
※動画でご覧ください。 -
政治
富山市長選 自民推薦候補目指し6人が公開討論
2021年1月26日 19:36今年4月に行なわれる富山市長選挙は、県知事選のような保守分裂を避けようと、自民党は推薦候補を決める予備選挙を行っています。
一本化に向けた予備選挙も佳境を迎え、26日は公開討論会で6人の候補が自身の政策を訴えました。
※動画でご覧ください -
社会
鳥インフルエンザ専門家に聞く「4月ごろまで注意必要」
2021年1月26日 19:30鳥インフルエンザに詳しい専門家は、今回の小矢部市での鳥インフルエンザ発生を踏まえ、県内はウイルスによる環境汚染度が高い状態にあるとみて、渡り鳥が離れる4月ごろまで注意が必要だと述べました。
小矢部市内の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザ。
このウイルスは、今シーズン全国で猛威をふるっている「H5N8亜型」でした。
この「H5N8亜型」の特徴について、北海道大学の迫田義博(さこだ・よしひろ)教授は。
「今回はニワトリに感染すると100%殺すような高い病原性を持ったウイルス。昨年の今頃ヨーロッパ各国の養鶏場で感染を引き起こして、そのウイルスがシベリアを経由して日本や韓国に渡ってきた」(北海道大学・迫田教授)
今回、県内の養鶏場で初めて鳥インフルエンザの発生が確認されたことについて、同業者からはこんな声が。
「やはり雪が多い地域なので、渡り鳥が越冬しづらく、若干発生はしにくいのかなぁと、今思えば甘かったかもしれないが、そういう認識だったので非常に驚いています」(高岡市の仁光園)
他の農家からも『富山は安全地帯だと思っていた』など驚きの声が聞かれました。
これについて、迫田教授は。
「渡り鳥から見ると日本なんて非常に小さな国で、日本国内でウイルスが見つかった時点で、すべての都道府県でどこで発生してもおかしくない。今年は環境中のウイルス汚染がここ数年ではひどい状況で、各農家さん対策はしていたけれども、ウイルスが入り込んでしまった農場が一つあったと理解すべき」(迫田教授)
全国では今シーズン、香川県や宮崎県などで、県内の複数の養鶏場で発生が相次いだケースがあります。
今後、富山県内で発生が続く可能性については。
「養鶏場で見つかったということは、残念ながら富山県の環境中はウイルスの汚染度が高いので、衛生対策を徹底しないと続発が起こる可能性があるということなので3月末、4月中までは注意をしていく必要があると思います」(迫田教授)
一方、消費者に対しては、鳥インフルエンザへの正しい理解を呼びかけました。
「家畜に対する衛生レベルが低い国で、きちっと獣医師の食鳥処理場での監視がなされていないところで、たくさんのウイルスを持ったニワトリやアヒルを直接さばくような業者が感染しているのが過去の世界での事例。わが国の衛生レベルを考えると過度な心配はいらない。安全なものしかスーパーには並ばないのでそこを信頼して鶏肉や卵をしっかり食していただければと思います」(迫田教授)