第347回番組審議会(2025年5月)
- 開催日
- 2025年5月21日(水)午後4時30分~午後5時15分
- 開催場所
- 富山市奥田本町8番24号
チューリップテレビ 本社「会議室」
- 出席委員(敬称略)
- 藤井久丈(委員長)、青木里美(副委員長)、杉野 岳、常光健一、加藤弘之、吉田朋美、樋口裕重子
- 議題
- 番組合評:「憂いの姿」
放送日時 2025年4月26日(土)午後3時05分~同4時05分
- 議事概要
- 局側から議題について説明し、各委員で意見交換を行った。意見の概要は次のとおり。
〇今までの生活を元通りにすることだけが復興ではないと感じた。物事にはいろんな見方があると思うので、多方面の視点を取り入れて報道してほしい。
〇住んでいた故郷に住めなくなってしまったという憂いを抱える姿とは別に、どういったことが本当に力になるのか、生活を再建するために本当に必要なサポートは何なのか、前に進むための提示があればよかった。
〇被災地である姿地区に寄り添っているとは言えない、政治の動きが尺を取って入っていたのは違和感があり、必要性を感じなかった。
〇復興の中で、みんながもがきながら、それでも前向きに生きている姿が分かった。今後、5年後10年後の姿も報道してもらいたい。
〇復興とは何をもって復興というのか、ジャーナリズムとはということを深く考えさせられた。
〇丁寧な取材がされていたが、特定の人にフォーカスが当たりすぎていて姿地区全体がどうなってるか分かりづらかった。また、放送がなぜこのタイミングだったのか、誰に向けて何を訴えたかったのかが分からなかった。