日本の民間チームが挑んだ月着陸船のミッション。大きな夢をのせ38万km先―2度目の旅路へ!通信トラブルと一か八かの復帰作戦…チームで挑んだ、知られざる舞台裏とは
6月6日、日本の民間チームが挑んだ月着陸船のミッションは、惜しくも成功には至らなかった。その民間月面探査プログラムの名前は、「HAKUTO-R」(ハクトアール)月のウサギ、白兎が由来である。チームを率いる袴田武史、財務の責任者・野崎順平、技術の責任者・氏家亮を中心に34か国から集まった出自も専門も異なる328人の精鋭たちが、開発はもちろん、ベンチャー企業ゆえ資金調達も自分たちの手で行なっていたのである。
2年前の「ミッション1」からカメラは密着。前回の失敗を踏まえ、今回課題となったのは高度推定の解決。だが、この「ミッション2」でも航行中に突如として起きた通信トラブル…38万km離れた月までおよそ5か月をかけて航行させ、時速約5,800kmものスピードから徐々に減速して狙った場所に軟着陸させる――まさに一発勝負だった。失敗はまた次なる挑戦への糧になる。不屈の精神で前へ進むチームの、知られざる舞台裏。
【HAKUTO-R/民間月面探査プログラム】 HAKUTO-R(ハクト アール) 月のウサギ、白兎が由来。 2010年、コンサルティング会社を辞めた袴田が、チームを運営する会社ispaceを立ち上げ、史上初の民間月面探査レースGoogle Lunar XPRIZEに参加。当時はチーム「HAKUTO」として小型の月面探査車を開発したが、他企業による月着陸船の開発が間に合わず、探査車を月に届けることは叶わなかった。
その後、自分たちの手で月着陸船を開発し、“R”eboot=再起動という想いを込めた「HAKUTO-R」として月面探査に挑んでいる。
【製作著作】MBS(毎日放送)
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