🈑専門は“動物どうし”が話す言葉の研究。鳥たちが「会話をしている」ことを世界で初めて証明!仲間外れなのは人間だけ⁉野鳥への並外れた愛情がもたらす、ユニークな日々
著者は『僕には鳥の言葉がわかる』。長野・軽井沢で森の中に分け入り、シジュウカラの観察に明け暮れる。「ヂヂヂ」は“集まれ”。「ジャージャー」は“ヘビが来た、気をつけろ”。鳴き声には一つひとつ意味があり「会話しているのだ」ということを世界で初めて証明した。鈴木俊貴…東京大学准教授の彼が執筆した論文の数々は、海外の科学専門誌からも絶大な評価が―。人間だけだと考えられていた言語能力がそうではなかったのだ。
かのアリストテレスは「言葉を持つのは人間だけ」。ダーウィンは「鳴き声は意味をなさない」と言った―そんな固定観念を熱心な観察と膨大なデータで覆す!「シジュウカラは僕の想像以上のことをやってくる。だからワクワクする」。彼に共感する異業種の知己も多く、料理研究家の土井善晴氏もその一人だ。一連の研究は、人間の言葉の起源や進化のプロセスを解き明かすことにも繋がると彼は言う。並外れた愛情がもたらす発見の日々。
【鈴木俊貴/動物言語学者】 1983年、東京生まれ。 幼いころから虫や魚を捕まえては観察、発見したことを図鑑に書き足していた。 鳥への興味は高校の生物部時代から。野生の小鳥が喧嘩をしたり求愛をしたり…自分もかれらの世界に入っていくような不思議な感覚に魅了された。 以来、軽井沢をフィールドに研究。それまで人間だけだと考えられていた言語能力がシジュウカラにもあることを発見した。
京都大学を経て、2023年から東京大学へ。新学問「動物言語学」を創設した。 権威ある動物行動研究協会(イギリス)が授与するティンバーゲン・レクチャー賞をアジア人として初めて受賞する。 初の単著『僕には鳥の言葉がわかる』(小学館)は20万部を超え、数々の賞を受賞。
【製作著作】MBS(毎日放送)
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