ベトナム人技能実習生傷害事件 被告の実習生「いじめあった」

2020年7月7日 19:212020年7月7日 19:21

 今年4月、富山市で同居人の男性を包丁で刺したとして、傷害の罪に問われているベトナム人技能実習生の男の裁判が、富山地裁で始まり、検察側が懲役1年6か月の判決を求め即日結審しました。

 被告の男は「いじめがあった」と主張しています。

 傷害の罪に問われているのは、富山市婦中町速星(ふちゅうまち・はやほし)のベトナム人技能実習生、チェウ・クァン・ファット被告(26)です。

 起訴状などによりますと、チェウ被告は、今年4月、自宅のアパートで、同居するベトナム人技能実習生の男性の足などを包丁で複数回刺し、男性に全治10日あまりのけがをさせたとされています。

 2人は富山市内のスーパーマーケットで働く同僚で、同じアパートに技能実習生4人で住んでいました。

 7日の初公判で、チェウ被告は起訴内容を認めたうえで、裁判官の質問に対し、別の実習生から包丁を振り回されるなどのいじめがあったとして、包丁を持っていたのは自己防衛のためで刺すつもりはなかったと述べました。

 検察側は、被告の反省の意思を考慮しても厳しい処罰が必要だとして、懲役1年6か月を求刑し即日結審しました。

 判決公判は、今月16日です。


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