今月10日に小矢部市内で見つかった野鳥の死がいから検出された鳥インフルエンザウイルスについて、致死率の高い高病原性であることがわかりました。
県によりますと、今月10日に小矢部市蓑輪で見つかったノスリという野鳥の死がいについて、国の研究機関で検査をしたところ、高病原性鳥インフルエンザH5N8亜型の陽性反応が検出されたということです。
ノスリはタカに似た野鳥で、県内の野鳥から高病原性の鳥インフルエンザが検出されるのは初めてです。
ノスリの死がいが見つかった地点は、先月鳥インフルエンザが発生した養鶏場から2.2キロの距離で、県は周辺の10キロ圏内で引き続き野鳥の監視を強化します。
県は、依然として県内は高病原性鳥インフルエンザの感染リスクが高い状況にあるとみて、養鶏農家に対し注意を呼びかけています。
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