チューリップテレビ開局30周年記念
ポーラ美術館コレクション展
印象派からエコール・ド・パリ
モネ、ルノワールからピカソ、シャガールまで
2002年9月に「箱根の自然と美術の共生」のコンセプトのもと、
富士箱根 伊豆国立公園内の箱根・仙石原に開館した
ポーラ美術館のコレクションは、
西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、
日本の近現代陶芸、ガラス工芸、化粧道具など多岐にわたり、
総数は約1万点におよびます。
その核となる西洋絵画のコレクションは、
19世紀フランス印象派からポスト印象派を経て20世紀絵画にいたるまで、
西洋の近代美術の展開を体系的にたどることのできる、
国内でも屈指のコレクションになっています。
本展覧会では、この西洋絵画コレクションから、
フランスで活動した作家による74点の絵画を精選。
12件の化粧道具コレクションを合わせた総数86件の作品を、
4つの章構成によってご紹介します。
印象派からエコール・ド・パリへと流れる時代の変遷に加えて、
全体に通底する3つのテーマを設けていることも大きな特徴です。
時代を映すファッショナブルな「女性像」、
近代化によって大きく変貌する「パリ」、
画家たちが旅先で出会った風景や、
南仏など重要な制作地をめぐる「旅」というテーマを通して、
フランスを舞台に活躍した画家たちに
時代や様式を超えて受け継がれる美意識を浮き彫りにしていきます。
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