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豪雨で区間運休の高山線 4か月ぶりに全線で運転再開 【2018/11/21 18:28】 

 今年7月の豪雨によって沿線の土砂が流出し、一部区間で運休していたJR高山線が、21日運転を再開しました。

 4か月ぶりに富山駅と名古屋駅が一本のレールでつながりました。

 「JR高山本線全線開通テープカットです」富山駅では、21日朝、JR高山線の全線復旧を祝うセレモニーが行われ、JRや富山県の関係者に加え、岐阜県飛騨市(ひだし)の都竹(つづく)市長も出席しました。

 「高山線は地元の生活の足であり、観光への影響も大きかった。雪が降る前に開通して感無量の思い」(飛騨市長)

 JR高山線は、今年7月の豪雨の影響で、一部区間の運転を見合わせていました。

 岐阜県内では8月中に復旧した区間もありましたが、富山県の猪谷(いのたに)駅と岐阜県の坂上(さかかみ)駅を結ぶ区間は特に被害が大きく、復旧作業に時間がかかり、バスによる代行輸送が続いていました。

 JR高山線は、富山から仕事で岐阜県内にむかう利用者のほか、北陸新幹線開業後は訪日外国人の周遊ルートとしても人気を集めていてます。

 21日、4か月あまりの運休を経て、ようやく全線復旧の時を迎えました。

 「やっとって感じです。地元なんで一番列車に乗らなければと…うれしいです」「待ってました、仕事でたまに使うので…ありがたいです」(乗客)

 「富山と飛騨の関係は、きっても切れない深い関係にありますので、日常の足として利用させてもらってますし、インバウンドの客も利用していますから、その辺の復活と強化を期待している」(飛騨市長)

 「西日本豪雨で甚大な被害を受けていた高山線。富山と名古屋を結ぶ、特急ワイドビューひだが今、全線で運転を再開します」(記者)

 午前8時…。

 全線復旧の第一便として「特急・ワイドビューひだ」が、富山駅から名古屋駅に向けて出発しました。

 第一便は、午前9時17分、岐阜県の飛騨古川(ひだ・ふるかわ)駅に到着。

 こちらでも、歓迎の出迎えが行われました。

 「いつもそこにあったものなので…早く復旧してよかったです」(富山からの乗客)

 JR高山線の全線復旧を受け、富山県は「たくさんの人に高山線を利用していただき、観光の振興につなげたい」としています。