世界各地の若手工芸作家が意欲的な作品を出品する「国際工芸アワードとやま」の授賞式が28日高岡市で開かれました。
国宝・瑞龍寺で開かれた授賞式では国内外の7人の受賞者に表彰状と盾が贈られました。
「国際工芸アワードとやま」は50歳以下の若手作家や職人などを対象にした公募展で、今年は、世界62か国から709点の応募がありました。
最優秀賞は、イギリスの造形作家ガレス・ニールさんが受賞。
3Dプリンタで原型を作り手作業で仕上げた花器で、デジタルと伝統の融合が工芸の未来を感じさせると評価されました。
また、奨励賞には、富山市のガラス作家、塚田美登里(つかだ・みどり)さんが選ばれました。
「積翠」(せきすい)
と名付けた作品では雄大な自然の美しさを表現したということです。
また県内で活動する作家から選ばれる「工芸とやま特別賞」には、富山市出身の宮本崇輝(みやもと・たかき)さんが選ばれています。
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