富山市議会 政務活動費の返還請求めぐり民事訴訟

2020年9月28日 17:402020年9月28日 17:40

 富山市議会における政務活動費の違法な支出をめぐる裁判の第一回口頭弁論が行われました。

 自民党や当時の民政クラブといった5つの会派の政務活動費に2800万円あまりの違法な支出があったとして、市民オンブズ富山の会員2人が富山市の森市長に対して各会派に返還請求するよう求めていて富山市側は棄却を求め争う姿勢です。

 訴えを起こしているのは市民オンブズ富山の会員2人で、訴状などによりますと富山市議会の自民党、公明党、民政クラブ、共産党、社民党の5つの会派が2015年度の下半期に使った政務活動費2800万円あまりに違法または不当な支出があったとして、富山市の森市長に対し各会派に返還させるよう求めています。

 富山市議会の政務活動費をめぐっては、市民オンブズ富山が今年3月、各会派が2015年度下半期に使った政務活動費のうち、およそ3800万円について違法または不当だとして市長に対し各会派に返還させるよう求めていました。

 これに対し市の監査委員は、自民党会派が広報誌などに使った147万円分については「不正」と認め、森市長に勧告し、そのうえですでに返還されていたものを除く2800万円分については市民オンブズ富山の請求を棄却していました。

 市民オンブズ富山はこれを不服とし棄却された分も各会派に返還させるよう提訴。

 28日、富山地裁で開かれた第1回口頭弁論で被告側は答弁書で請求棄却を求めました。

 次回以降の弁論で具体的に反論する見通しです。

 原告の1人、佐伯巖俊(さえき・いわとし)さんは「市長は不正に使ったお金を回収する義務があるのに責任を怠っている」などとしています。

 次回の裁判は11月9日でです。


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