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ファミリーパークで人工繁殖 ニホンライチョウ公開へ 【2019/01/10 18:26】 

 富山市ファミリーパークなどで人工繁殖を行っている国の特別天然記念物・ニホンライチョウが、今年3月にも一般公開されることになりました。

 環境省の保護事業の開始から5年、初めての公開となります。

 これは、環境省が10日開いた検討会で決まったものです。

 国の特別天然記念物・ニホンライチョウは、国内での生息数が2000羽以下と推定され、近い将来、絶滅の恐れが指摘されています。

 環境省は2014年度からライチョウの保護増殖事業を開始、翌年から富山市ファミリーパークなどと人工繁殖に取り組んでいます。

 ファミリーパークでは、おととし、人工飼育した成鳥のつがいが初めて卵を産み、これがふ化したことで人工繁殖に成功。

 現在は、オスとメスで合わせて11羽を飼育していますが、ライチョウにストレスを与えないよう、一般公開はしていません。

 10日の検討会では、富山市ファミリーパークなど、ライチョウの人工繁殖に取り組む5つの動物園すべてでライチョウを展示公開することが了承されました。

 公開時期は、ライチョウが繁殖期に入る前で、体調が安定している今年3月を予定しています。

 公開の理由としては、動物園の展示施設が非公開の研究施設より広いことや、生きたライチョウの展示が、普及啓発につながると期待されことなどをあげています。