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KYB免震装置 検査データ改ざん 射水市庁舎 免震装置交換へ 【2018/11/29 18:24】 

 免震装置などの検査データの改ざん問題です。

 油圧機器メーカー大手のKYBの幹部が、29日、射水市役所などを訪れました。

 問題の発覚から1か月以上経った今も調査結果はまとまっておらず、場合によっては、結果がわかる前にダンパーを交換するとしています。

 29日午前、免震装置を製造・販売したKYBの永田執行役員など合わせて3人が、射水市役所を訪れました。

 3人は、射水市の庁舎に使われている免震装置について、「出荷前の性能検査で検査データを書き換えられた疑いがある」と報告し、謝罪しました。

 県内では、射水市の庁舎や砺波総合病院の南棟など5つの建物でKYB製の免震装置が使われていることが分かっています。

 このうち、射水市の庁舎には、免震用オイルダンパーが4本設置されています。

 この4本について、KYBは、「国の基準や射水市の納入基準を満たしているかどうかは、現在も調査中だ」と説明しました。

 「不明の理由は、データが古いということと、書き換えが行われたかどうか確認できないということ」(KYB)

 一方、夏野射水市長はー。

 「災害に対する市の備えとして、根底を揺るがすこと。非常に憤っている」(夏野市長)

 夏野市長は、庁舎の免震装置が基準に適合しているかどうか調査して直ちに明らかにすることや、不適合であるか、または調査が長引くような場合は、製品を交換することを求めました。

 これに対し、KYB側は、「現在、免震・制震装置の増産体制を整備している」とした上で、「2020年9月までに不適合や不明となっている製品の交換を完了する予定だ」と説明しました。

 今後の対応について、KYBはー。

 「(調査)のめどが立っていないため、あまりに遅れるようなら交換しようと・・・」(KYB)

 KYBは、適合性の調査を続けるものの、交換するかどうかの判断はあらためて年内に連絡したいと述べました。

 また、KYBの3人は、29日午後には、砺波総合病院も訪れ、同様に謝罪しました。