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2019年11月08日(金)

※富山県内のニュースです。


 人ものがたり パステルアートで元気を

(2019年11月08日 18時22分)

 人に焦点を当てたシリーズ「ひとものがたり」です。

 8日の主人公は毎日の暮らしの中でひと呼吸できるような、あたたかい絵を描くパステルアート作家の女性です。

 作品に込められている思いとは。

 淡い色彩、柔らかなタッチが特徴のパステルアート。

 そこに可愛いキャラクターとメッセージも添えるのがパステルアート作家の宮林智子(みやばやし・ともこ)さん。

 宮林さんは見た人の心がココアを飲んだときのように温まってほしいと自分の作品を「ここあーと」と名付けています。

 「見る人によってどういう捉え方するかわからないんですけど、今日も一日頑張ろうって気持ちになってくれたら、嬉しいと思います」(宮林さん)

 宮林さんは自宅の一室で制作に励んでいます。

 使う画材はチョークのような棒状の絵の具「パステル」。

 これを削って、「指」で広げるように描きます。

 色の濃淡は指先のわずかな力加減で。

 一日にひとつ、作品を仕上げるのが宮林さんのルール。

 「人のことも元気付けられるような絵を描いていこうと発信しているんですけど、やっぱり思い返してみると自分が自分であることを教えてくれているし、凄い支えになってるというのはありますね」(宮林さん)

 宮林さんとパステルアートとの出会いは7年前。

 当時通っていたカラーセラピーでした。

 「先生が気軽に体験も出来るし、誰でも書けるよって、指で描くんやよって」「そもそも絵が苦手なので体験してこの絵を書いたら、すごく面白くてグラデーションもすごく簡単に出来るんですよね」「色の混ざり具合とか指一本で出来る」(宮林さん)

 先生の指導を受け描き始めた宮林さん。

 当時は、仕事に子育てと心身ともに負担が大きかったといいます。

 「そういうのとかもひっくるめて自分を癒してくれるものがパステルで、自分のために描き続けていたけど、1年経った時ようやく自分が前を向けた」(宮林さん)

 作品に添えられたメッセージ。

 はじめのうちは自分を元気づけるためのものでしたが多くの人を元気づけたいとフェイスブックに作品の画像を載せるようになりました。

 今ではその数が1200を超えています。

 依頼を受けてカレンダーや絵本も作るようになり、制作の幅を広げています。

 「こんにちは」(児童)

 先月には念願だった子ども向けのアート教室を開きしました。

 「大人が求めているものを感じ取って子どもは表現してしまうので、そういう表現って凄く子ども達の気持ちが縮こまってしまうんですよね」「そういうのをこういうアトリエでは気にしないで自分の思うままにやって良いよと伝えて、作品を作っていくことで何か自分がそのまんまで良いっていう」(宮林さん)

 「手を使って紅葉の木を書いていこうかなって思うんだけど、見本はないです」(宮林さん)

 宮林さんはこの教室で子どもたちがありのままを表現して、自分自身のことを好きになってほしいと願っています。

 「パステルで普通に描くよりも伸ばしたりしてちょっと薄くなったりとか、そのまま描くのと違って面白い」(児童)

 「みんな色々違ってて凄く良いですよね。私は全然何も教えていなんですけど、自分でこう描き方を発見して、色を重ねてこんな風に描けるって凄いですよね」(宮林さん)

 パステルアートを広め多くの人に元気を与えたいその思いをのせて、宮林さんはこれからも描き続けます。

 今月18日からは北陸銀行城端支店で作品が展示されるそうです。

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