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2018年11月20日(火)

※富山県内のニュースです。


 韓国で富山で… 特定失踪者の家族 涙の訴え

(2018年11月20日 18時28分)

 拉致の可能性が排除できない特定失踪者の家族らでつくる『家族会』が韓国と北朝鮮の国境付近を訪れ、北朝鮮にいるであろう家族に一日も早く帰国できるよう訴えました。

 また、富山市では拉致問題に関心を高めてもらおうと横田めぐみさんらを題材にした舞台劇が上演されました。

 ソウル市内から車で1時間ほどのところにあるオドゥサン統一展望台。

 川一本挟んだ向こうに見えるのは北朝鮮です。

 「お〜い。いるか〜」18日、この場所を訪れたのは、特定失踪者の家族会と拉致問題の解決に取り組む特定失踪者問題調査会のメンバーです。

 「今この川を鳥のように魚のようにわたっていけるものならば、わたっていってあなたたちといっしょに日本に帰りたい」調査会が行っている北朝鮮向けの短波ラジオ放送『しおかぜ』の収録に臨み、北朝鮮の見える地から北朝鮮にいるであろう家族に向かって、呼びかけました。

 「兄さん会いたいね。いまだ助けることができずごめんなさい」Q「こういうところでしおかぜの収録をすることについて荒木さんはどう感じた」「あそこの展望台は前にも来たことはありますけど自分が見ている風景と華族の見ている風景とは違うんだと思ってやりましたが、やっぱりそうだったんだと実感しました」(調査会荒木代表)

 そうした中…20日、富山市では…「忘れないでください」家族会の副会長を務める矢島文恵(やじま・ふみえ)さんが、拉致被害者・横田めぐみさんらを題材にした舞台劇を前に、署名活動を行いました。

 矢島さんは、今から44年前の1974年5月に射水市で失踪した荒谷敏生(あらたに・としお)さん(当時25)の妹で、今回の韓国視察には、舞台劇と日程が近かったためあきらめざるを得ませんでした。

 「あそこに立つと涙がでそう。いつかまた行きたいと思う」20日は、同じ家族会に入る入善町の特定失踪者・屋木(やぎ)しのぶさんの妹の板谷春美(いたや・はるみ)さんとともに拉致問題の早期解決を訴えました。

 「お願いします」そして、北朝鮮の拉致問題に関心を高めてもらおうと企画された横田めぐみさんらを題材にした舞台劇・『めぐみへの誓い』。

 舞台は新潟市の海岸でめぐみさんが北朝鮮の工作員に拉致される場面からスタート。

 「助けてお母さん」拉致されたあとには両親が「めぐみちゃん」と声をあげて捜索するシーンも。

 めぐみさんの父・滋(しげる)さんを原田大二郎(はらだ・だいじろう)さん、母、早紀江(さきえ)さんを石村(いしむら)とも子さん、めぐみさんを北耀子(きた・ようこ)さんが拉致当時から現在に至るまでをそれぞれ演じました。

 終盤には、めぐみさんが収容所内で両親と出会う夢をみる場面も盛り込まれ、再会を願う親子の思いが描かれています。

 これは政府の拉致問題対策本部などが企画したもので、20日は県内の特定失踪者の家族や市内の中高校生などおよそ980人が劇を観賞し、拉致問題への理解を深めました。

 県内で拉致の可能性が排除できない特定失踪者は8人います。

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