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2018年09月14日(金)

※富山県内のニュースです。


地質学者に聞く 北海道で多発した土砂崩れ 県内もリスク
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 地質学者に聞く 北海道で多発した土砂崩れ 県内もリスク

(2018年09月14日 18時42分)

 今回の地震では、厚真町で多数の土砂崩れが発生し、被害が拡大しました。

 『これだけ土砂崩れが多発した要因のひとつにこの地域の地質が関係している』と、専門家は指摘しています。

 そして、『同様の現象は県内でも起こりうる』と、警鐘を鳴らします。

 土砂が崩れ、山肌があらわになった、北海道厚真町。

 (竹内章・富大名誉教授)「この地域で崩れたものは火山灰土壌であった」

 長年、地震について研究している富山大学名誉教授の竹内章さんは、この地域の地質に注目しました。

 北海道厚真町では、火山灰性の土壌が広く分布していて、火山灰性土壌は軽石や粘土状のものを含み水分を含みやすかったり水を通しにくかったりします。

 (竹内章・富大名誉教授)「専門的には流動性のある地すべりと呼んでいます」

 竹内さんは、今回の地震で地盤の上に積もった表層部分の火山灰性土壌が崩れたと指摘します。

 原因は複合的です。

 (竹内章・富大名誉教授)「雨も降りました。そこに地震があったわけです。専門的に極短周期といってますが小刻みにゆすられる地震波が強く届いた」

 火山灰性の地質。

 地震の前の大雨。

 そして、『極短周期』と呼ばれる小刻みな揺れ。

 竹内さんはこれらが組み合わさって“流動性”地すべりが多発したと指摘します。

 そして、同様の被害は県内でも…。

 (竹内章・富大名誉教授)「十分に起き得るといわざるを得ない」
 「自分の住んでいる地域がどんな土壌であるか、断層帯とどういう位置関係にあるかもう一度見直すといい」

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