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2018年05月11日(金)

※富山県内のニュースです。


 やりがいあるのに・・・ 仕事辞めたい看護師7割超

(2018年05月11日 18時15分)

 5月12日の看護の日を前に人手不足で厳しい労働を強いられている看護職員の実態が明らかになりました。

 やりがいを感じながらも、仕事をやめたいと思っている看護師が、7割を超えることがわかりました。

 11日射水市の真生会(しんせいかい)富山病院で開かれた『ふれあい看護体験』。

 会場には朝から見舞いに訪れた人や患者の家族らが次々と訪れていました。

 5月12日はイギリスの看護師『ナイチンゲール』の誕生日にちなんだ『看護の日』。

 真生会(しんせいかい)富山病院では毎年この『看護の日』を前に看護への理解を深めてもらおうと無料の健康相談を開いているのです。

 血圧測定や血管年齢の測定のほか認知症のチェック。

 そして、年をとるとキニナル生活習慣病などについて看護師が無料で教えてくれてくれます。

 「普段どうしても限られた時間の中でたくさんの患者さんの診察やお世話をさせて頂いているので(ゆっくり患者さんと話せる)貴重な数少ない機会として毎年行なっています」(真生会富山病院看護師・梅田加洋子主任)

 でも、その看護師をめぐって大きな問題が…看護師の仕事にやりがいを感じながらも、仕事をやめたいと思っている看護師が、77.5%にものぼるとの調査が発表されました。

 調査を行ったのは、県医療労働組合連合会で、看護師の労働実態について、県内4つの病院で働く758人から回答を得ました。

 調査結果によりますと、▼慢性的な疲労を感じている看護師は74.9%、▼健康の不調を訴える看護師も35.6%で、前回2013年の調査と大きな変化はなく、県医労連では、「依然として絶対的な人手不足による深刻な健康状態」だと指摘しています。

 看護師の勤務時間は、3交替の場合、例えば、朝8時半から午後5時半までの『日勤』のあと、深夜0時半から朝9時半までの『深夜勤務』と勤務と勤務の間隔が8時間に満たないシフトがあります。

 『夜勤』は、国の基本方針で、月8日以内としていますが、月9日以上勤務する例も少なくないといいます。

 また、今回の調査には、麻生財務大臣の発言でも注目されているセクハラ問題についても…。

 セクハラを受けたことが『ある』と答えた看護師は、12.6%で、『誰から受けたか』は、『患者から』が最も多く75%で、『医師から』は29.2%でした。

 県医労連では、労働環境の改善なくして、看護師の確保はできないと、夜勤の体制改善などを国や職場に働きかけていきたいとしています。

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