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2018年06月27日(水)

※富山県内のニュースです。


 その時何が・・・ 容疑者の独自映像で検証

(2018年06月27日 18時00分)

 今回の事件は、白昼堂々、交番で勤務する警察官から拳銃を奪い、小学校で発砲するという凶悪なものでした。

 2人の命が奪われた緊迫の現場では、いったい何が起きていたのか。

 独自に容疑者を捉えた映像と、複数の目撃証言とともに検証します。

最初の事件が起きたのは、26日午後2時ごろ、富山市久方町(ひさかたちょう)にある奥田交番でした。

 当時、交番には、稲泉健一(いないずみ・けんいち)警部補(46)と警察OBの交番相談員の2人がいました。

 警察によりますと、交番の裏口をノックする音があり、稲泉警部補がドアを開けたところ、島津容疑者に、突然襲いかかられたということです。

 稲泉警部補は、刃物で腹や胸など数十か所を刺され、死亡しました。

 その時、現場近くにいた住民は…
「お店に交番の相談員が来られて慌ただしくなった。110番してくださいって来て、慌てて店の人が110番していました。刺されたので救急車とパトカー呼んで下さいと言われました。慌てました。パニクってました」(現場近くの店の従業員)
島津容疑者が次に向かったのは、授業の真っ最中だった奥田小学校。

 奥田交番と小学校は直線距離でおよそ100メートルという目と鼻の先でした。

 私たちが入手したドライブレコーダーの映像には、交番を襲撃したあと、通りの反対側から奥田小学校の方に向けて拳銃を構える島津容疑者の姿が映っていました。

 「パン!パン!」(銃撃)

 発砲したあと、右手に拳銃を持ったまま、左手で何かを掴んで立ち上がった島津容疑者。

 淡々とした様子で通りを横断し、奥田小学校の方へ向かいます。

 その先にいたのが、警備員の中村信一(なかむら・しんいち)さん(68)でした。

 このあと、中村さんは、至近距離から銃弾を受け、死亡しました。

 小学校の隣に住む男性は、自宅の2階から、事件の一部始終を目撃していました。

 「ここで発砲音聞こえたので、この窓から見たら、ちょうど犯人がここを学校の方へ走って行く姿を見てました」(小学校の隣に住む男性)

 「じゃあ、ちょうどここを走っていくところを?」(記者質問)

 「はい、そうです」(小学校の隣に住む男性)

 「その時の犯人の様子はどういった?」(記者質問)

 「普通に右手に銃を持って、小走りに走っていく姿。表情まではよく分かりません。ただ、最初は白いTシャツを着てたので、普通の柄のTシャツかと思ったら、後から思ったら、血のりで赤く染まっていた」(小学校の隣に住む男性)

 警備員の中村さんを撃ったあと、子どもたちがいる小学校の敷地内に押し入った島津容疑者。

 駆けつけた警察官に対し、2つの刃物を持って向かっていったといいます。

 「止まれ!」と言っても止まらなかったため、警察官が発砲。

 腹を撃たれた島津容疑者は、身柄を確保されました。

 「昨日の事件発生直後、私は奥田小学校の北側にまわりまして、このあたりから容疑者が身柄を確保されている様子を目撃しました。今、ちょうど捜査員が話をしているあのあたりで、15人ほどの捜査員、そして、3人ほどの救急隊員が容疑者を取り囲むようにしている様子を、このスマートフォンのカメラで撮影しました」(五百旗頭記者)

 声を上げ、激しく記者を静止する警察官。

 血に染まったTシャツを着て倒れている男。

 緊迫した現場の映像に映っていたのは、大勢の捜査員に取り囲まれた島津容疑者の姿でした。

 警察官から奪った拳銃が凶器となり、民間人の命が失われた今回の事件。

 島津容疑者の動機の解明が待たれます。

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