2008年7月。チューリップテレビに集められたのは、県内の高校生10人。よくわからないままやってきた彼らへの課題は、なんと「番組づくり」!!自由なテーマで台本をつくり、撮影から編集まで全部自分たちで行う。そして出来上がった番組は、実際にチューリップテレビで放送される・・・。


 高校生たちは実際にオンエアされた3分半の番組をつくる前に、ワークショップを通して“準備体操”をしていた。ワークショップの中には、富山大学や氷見市久目地区の30秒間のCMづくりがあった。
「何をPRする?」
「どんな映像を撮れば見る人に伝わる?」
「編集で映像をどうつなげる?どんな映像効果を使う?」
「BGMはどうする?」
わずか30秒間を埋めるために、様々な葛藤があった。それは、実際にやってみないとわからない苦労だった。

 一方、局員にも様々な葛藤があった。新入社員は、なぜか高校生と競ってCMを作らされ、しかも完成したCMの人気投票で負けてしまって落ち込む。ディレクターは、果たして最後に1時間番組をつくれるのか、不安で仕方がない。プロデューサーは、高校生がCMの中で“ヤラセ”を当たり前のようにやっていたことにショックを受ける。
それぞれが悩む中、あっという間に時間は過ぎていった。

9月、いよいよ3分半の番組づくり。3つの班に分かれた高校生は、それぞれ自由なテーマで番組をつくりはじめた。しかし、そこには今まで以上に大きな壁があった…


 普段は、ごく普通の高校生。そして何より、番組なんて作ったことのない“視聴者の1人”である彼ら。果たして10人は無事に番組を完成させることは出来るのか。そして、このプロジェクトを通して彼らの「テレビの見方」は変わるのか?